
潜伏期間は1〜2日で、主な症状は嘔吐と下痢で、発病当初に激しい症状をおこします。下痢・吐き気・腹痛・発熱(38度以下)など、風邪とよく似た症状です。一般的に軽症で2〜3日で回復しますが、回復後もしばらくウイルスの排出が続くので注意が必要です。感染しても発症しない場合や軽い風邪様症状ですむ人もいます。
【感染経路】主な感染経路は食物を介したものですが、その他にもいくつかの感染経路があります。
@ウイルスで汚染した貝などを生あるいは十分加熱せずに食べた場合⇒
食中毒感染
A調理による汚染⇒食材感染
B患者の排泄物や吐物を介した感染⇒糞口感染
C家庭や施設でヒト同士の接触による感染⇒接触感染
| 方 |
次亜塩素酸 ナトリウム濃度 |
テキサント 消毒液6% 希釈倍数 |
|
|---|---|---|---|
| 手洗い | 爪を短く切って、指輪をはずし、石けんを十分泡立て、ブラシなどを使用して手指を洗浄する。 すすぎは温水による流水で十分に行う。*1) | ━━━━ | ━━━━ |
| 調理器具等 | 洗剤などを使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム約200ppm(0.02%) で浸すように拭くことでウイルスを失活化できる。また、まな板、包丁、へら、食器、 ふきん、タオル等は熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効である。*1) | 200ppm (0.02%) |
300 倍 |
| 糞便や吐物 | 糞便や嘔吐:マスク、手袋を着用し、汚物中のウイルスが飛び散らないように、静かに拭き取る。*1) | ━━━━ | ━━━━ |
| 付着した床::次亜塩素酸ナトリウム約200ppm(0.02%)で浸すように拭き取る。*1) | 200ppm (0.02%) |
300 倍 | |
| 拭き取りに使用したペーパータオル等:ビニール袋に密閉して 廃棄する。この際、ピ二ール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウム約 1,000ppm(0.1%)を入れることが望ましい。*1) | 1,00ppm (0.1%) |
60 倍 | |
| 乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、速やかに 処理し乾燥させないことが重要。*1) | ━━━━ | ━━━━ | |
| ドアノブ 食事テーブル フラッシュバルブ トイレの便座 |
アルコールで2度拭きまたは、次亜塩素酸ナトリウム約1,000ppm(0.1%)で拭き取る。アルコールを用いる場合は、イソプロパノールよりエタノールの方が望ましい。*2) | 1,00ppm (0.01%) |
60 倍 |
2) ノロウイルスに関するQ&A
労働厚生省より、ノロウイルスに関する詳しいQ&Aが下記の内容で報告されていますので参考にされたら宜しいかと思います。
「ノロウイルスによる食中毒及び感染症の発生を防止するため、ノロウイルスに関する正しい知識と予防対策等について理解を深めていただきたく、厚生労働省において、次のとおりノロウイルスに関するQ&Aを作成いたしました。
今後、ノロウイルスに関する知見の進展等に対応して、逐次、本Q&Aを更新していくこととしています。」
