小児科,相模原市,大和市,津久井郡,八王子市

 

+診療科目+内科・内視鏡・肛門科・気管支喘息・肺癌・糖尿病・乳癌・甲状腺・小児科


予防接種について

D1) 予防接種対象疾患
予防接種対象疾患は以下のものです。

1. はしか(麻疹)
病原体: 麻疹ウイルス
発熱、上気道のカタル症状、特有な発疹を有する感染力の強い病気です。肺炎、中耳炎、喉頭炎(クループ)、脳炎を合併することもあります。まれに、亜急性硬化性全脳炎(sspe)を起こすことがあります。
予防方法としては生ワクチンが極めて有効です。
  • 潜伏期間:
    7〜14日
  • 感染性のある期間:
    発疹のでる2〜4日前から、発疹後2〜5日
  • 発疹の出る部位:
    耳・顔面・首からで始め、より重症例では胴体・腕・脚に広がる
  • 発疹の性状:
    小斑状丘疹で、一部は癒合していまが、健康皮膚面を残す。不規則な形の平らで赤い部分ができ、すぐに盛り上がる。症状が出て、3〜5日後から始まり、4〜7日間続きます。消退後は褐色の色素沈着が残ります。
  • 症状:
    カタル期、発疹期、回復期に分けられる。対症療法が中心で細菌合併症があれば抗生剤を使用します。
    (カタル期)
    結膜炎症状、くしゃみ、鼻水などの症状とともに発熱があり、頬粘膜にコプリック斑がみられる。 (発疹期)
    一旦、解熱し、再発熱の時発疹が生じます。 (回復期)
    発熱は発疹出現後3から4日持続し、通常7〜9日の経過で回復します。
2. 風疹
病原体: 風疹ウイルス
特有の発疹・発熱・リンパ節腫脹と圧痛を訴える病気。髄膜炎・脳炎・血小板減少性紫斑病の合併症がみられることもある。妊娠早期に罹患すると出生児が先天性風疹症候群になることがある。
  • 潜伏期間:
    14日〜21日間
  • 感染性のある期間:
    症状が出る直前から発疹が消えるまで。
    新生児が感染した場合、普通は何ヶ月も感染力がある。
  • 発疹の出る部位:
    顔・首から出初め、胴体・腕・脚に広がる。
  • 発疹の性状:
    なめらかでピンク色がかった平らな発疹で、症状が出て1〜2日後から始まり、1〜3日間続く。
  • 症状:
    発病時に、発熱を伴った発疹が出ます。発疹は、一般的には軽度で、全身にバラ紅色の丘疹が出て3〜5日で消退します。色素沈着を残しません。リンパ節腫脹は頚部・耳後部に顕著に出て圧痛を伴います。発熱は一般に軽度で気づないこともあります。
3. おたふくかぜ(流行性耳下腺炎、ムンプス)
病原体: ムンプスウイルス
特有の発疹・発熱・リンパ節腫脹と圧痛を訴える病気。髄膜炎・脳炎・血小板減少性紫斑病の合併症がみられることもある。妊娠早期に罹患すると出生児が先天性風疹症候群になることがある。
  • 潜伏期間:
    14日〜24日
  • 症状:
    耳下腺の急性腫脹が主症状ですが、時に顎下腺腫脹も伴います。腫脹は一側または両側性で、頭痛があります。
    腫脹は2〜3日で最大となり、3〜7日間、長くても10日間で消退します。合併症は無菌性髄膜炎が多く、2〜3%に達します。難聴と膵臓炎の合併症もあります。
    成人では精巣炎、卵巣炎があり注意を要します。
4. みずぼうそう(水痘)
病原体: 水痘・帯状疱疹ウイルス
紅斑→丘疹→水疱→膿疱→痂皮の順に進行する発疹が出現し、同時に各時期の発疹が混在する伝染性の強い熱性疾患です。
肺炎、脳炎、肝炎、ライ症候群などを合併することもあります。初感染で水痘の症状を示し、治癒後、ウイルスは肋間神経などの神経節に潜伏し、免疫状態が低下したときに帯状疱疹として再発症します。
水痘生ワクチンを接種しても軽く罹患することが20%程度あります。
  • 潜伏期間:
    14〜21日間
  • 感染性のある期間:
    症状が出る数日前から、すべての発疹が痂皮になるまで。
  • 発疹の出る部位:
    普通は、最初に胴体に出る。その後、顔・首・腕・脚に出る。手のひらと足の裏にはあまり出ない。
  • 発疹の性状:
    赤い皮膚を背景に丸くて液体のつまった水疱を形成し、最後にはかさぶたになる。
    多発することが多く、発疹は、症状が出てすぐにさまざまな部位に生じ、数日〜2週間続く。
5. 百日咳
病原体: グラム陰性桿菌である百日咳菌
吹笛様吸気で終わる特有な連続性、発作性の咳(レプリーゼ)が長期にわたって続く感染症。
幼児の場合は、無呼吸発作となることもあります。
肺炎、中耳炎、脳炎の合併症がみられます。
  • 潜伏期間:
    6〜15日
  • 症状:
    臨床経過より、カタル期、痙咳期、回復期の三期に分かれます。
    (カタル期) − 1〜2週間持続。定型的な気道のカタル症状を示します。
    (痙咳期) −  咳が次第にひどくなり、痙攣様咳嗽となります。一ヶ月位続き、吹笛様吸気を伴った連続性咳嗽を反復します。顔面に浮腫状の百日咳顔貌と結膜下出血が見られる。胸部所見は咳がひどい割に異常が少ない。
    (回復期) −  2〜3週間ですが、数ヶ月に及ぶこともあります。幼児期後半以降の感染では症状が軽くなります。
6. 日本脳炎
7. インフルエンザ
8. 結核

TOPへ戻る


D2) 予防接種のめやす
予防接種のうけるときのめやすは以下の通りです。

  • 一歳になったら:
     はしか(麻疹)、風疹
  • 生後3ヶ月から:
     ポリオ、BCG
  • 生後3ヶ月から:
     3種混合ワクチン
  • 一歳から:
     みずぼうそう(水痘)、おたふくかぜ
  • 通常三歳から:
     日本脳炎ワクチン
  • 生後6ヶ月より15歳まで(毎年2回摂取すること):
     インフルエンザワクチン

TOPへ戻る